2022年も早いもので3月の中旬になってきました。プロ野球 キャンプからオープン戦、そして3月25日にシーズン開幕とファンの方にとっては楽しみな時期ですね!今年は新庄剛志ビックボスが話題の中心となっていますが、ペナントレースの展望も非常に気になるところです。
そこで『プロ野球 開幕直前!2022年のプロ野球展望』と題して、現時点でのブレイクが期待される若手注目選手やキャンプ終了時の解説者の順位予想をもとに今シーズンの展望を各リーグに分けてまとめていきます!今回は、セ・リーグ編です。
若手注目選手の2022年シーズンはいかに!
プロ野球ファンとしてはチームの順位なども気になりますが、それよりも贔屓球団の若手選手が活躍してくれるのか、気になるところですよね。そこでセ・リーグ各球団の注目若手選手についてまとめていきます。
奥川恭伸投手(東京ヤクルトスワローズ)
昨年のクライマックスシリーズでMVPを獲得し、ブレイクを果たした奥川選手は今年も注目です!昨シーズンまでは体づくりも並行して行っていた関係で登板間隔を空けての起用でしたが、今シーズンからはローテーションの一角を担う投手としての活躍が期待されています。ネットでも20勝を期待する声も上がるなど、大きな期待がかけられています!
井上広大選手(阪神タイガース)
昨年、佐藤輝明選手が新人を獲得した阪神タイガースでは井上広大選手に大きな期待がかけられています。昨シーズンの2軍成績は9本塁打、50打点、出塁率と長打率を足したOPSが.772という好成績をマークしました。シーズンオフには巨人の岡本和真選手と一緒にトレーニングをするなど、長距離バッターとして順調にステップアップをしています!
秋広優人選手(読売ジャイアンツ)
今シーズンから背番号55を背負うことになり、それだけで球団からの期待の大きさを感じられます。メジャーリーガーの大谷翔平選手のように長い手足でのスケールの大きなプレーが期待されています。同じチームの中田翔選手と自主トレを行い、体を大きく強くしました。実は大谷選手も3年目のシーズンに体を大きくして飛躍的に成績を伸ばしたので、秋広選手も同じような活躍が期待されています!
林晃汰選手(広島東洋カープ)
鈴木誠也選手がメジャーリーグへの挑戦することとなり、長距離バッターが求められているカープにおいて、林選手への期待が高まっています。昨年の5月中旬にチームがコロナ禍に襲われ、隔離者が続出したことで一軍に呼ばれると、6月の月間打率で.340を超える結果を残して、三塁の定位置を獲得しました。さらに、一時は戦列離脱した鈴木誠也選手の代わりに4番に起用されるなど、その期待の大きさが感じられます。結局昨シーズンは102試合出場し、打率.266、10本塁打、40打点という素晴らしい成績を残しました。今シーズンはプロ野球 開幕から同期の小園海斗選手との三遊間での大活躍が期待されます!
岡林優希選手(中日ドラゴンズ)
立浪和義新監督が就任し、若手選手を積極的に起用していくと明言されているのが中日ドラゴンズです。その中でもブレイク間違いなしと言われているのは、ドラフト1位の根尾昂選手や石川昂弥選手でもなく、岡林優希選手です。もともとは投手としても153キロのストレートを投げており、身体能力の高さとともにバッティングセンスを評価されていました。オープン戦では7試合で1番ライトで出場、全試合でヒットを放ち、さらに評価を上げています。いろいろな解説者から、怪我などの余程なことがない限りは「開幕スタメンは間違いない」とも言われており、今年の大ブレイクが予想されています!
森敬斗選手(横浜DeNAベイスターズ)
昨年最下位に終わった横浜DeNAベイスターズは、今シーズン「機動力アップ」を掲げており、そのキーマンとして期待されているのが森敬斗選手です。ベイスターズは選手の多くがホームランバッターのため、昨年のチーム盗塁数が54とリーグダントツの最下位でした。そんな中でも、森選手は昨シーズンイースタンリーグで16盗塁、7月に一軍に昇格してから4盗塁を記録するなど奮闘しました。開幕からショートのポジション獲得が有力視されていた中、2月27日に行われたジャイアンツとのオープン戦で両足を痛め、開幕絶望と報道されています。期待されている選手だけに非常に痛手ですが、しっかりと治療してシーズン途中からでも復帰・大活躍を期待したいですね!
今年も日本シリーズはヤクルトとオリックスの顔合わせ?!
昨シーズンは、史上初の前年最下位チーム同士の日本シリーズを制した東京ヤクルトスワローズが日本一に輝きました。今シーズンはどのような展開が待っているのでしょうか。3月10日時点での解説者の予想を集計し、展望を予想していきます!
セ・リーグ 1位予想:東京ヤクルトスワローズ
昨年日本一に輝いたスワローズが、今年も優勝するのではないかと予想されています。
野手では、クライマックスシリーズ、日本シリーズで大活躍した奥川恭伸選手、高橋奎ニ選手が今シーズンも引き続き活躍すると予想されています。また先発では、ベテランの石川雅規選手、小川泰弘選手も順調に調整をしており、セットアッパーの清水昇選手、クローザーのマクガフ選手も健在と投手陣も安定してきています。もともと山田哲人選手や村上宗隆選手など攻撃力は球界屈指のチームなので、今シーズンも優勝候補として注目です!
スワローズを追うのは阪神タイガース、読売ジャイアンツでしょう。タイガースは寅年、矢野監督が今シーズンで勇退と優勝が求められるシーズンと言えます。AクラスとBクラスと予想されているチームでは力の差が大きいようで、スワローズ、タイガース、ジャイアンツの優勝争いとなりそうです。
まとめ
以上、『プロ野球 開幕直前!2022年のプロ野球展望(セリーグ編)』と題してまとめてきました。
若手注目選手だけでなく意外な選手が活躍して大混戦の優勝争いというのがファンとしては楽しみです。昨シーズンは前年最下位同士の日本シリーズで、全試合接戦と見応えのある日本シリーズが展開されました。今シーズンもそういったシーズンになることを心から期待したいと思います!