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野球の世界ランキング!日本の順位は?海外での反応や強豪も調査

野球の世界ランキング!日本の順位は?海外での反応や強豪も調査

サッカーの「FIFAランキング」のように、野球にも世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が定めるナショナルチームの世界ランキングが存在します。現在の順位は、イメージとは少し違う所があると感じる人がいるかもしれません。

今回は野球の世界ランキングについて紹介しますよ。

野球の世界ランキング、日本は1位!

野球 の世界ランキングにおいて、日本は1位に君臨しています!しかも、近年では2019年から2023年までずっと首位をキープしていますよ。

独自のポイントを元に順位が決められるこのランキング。2023年12月時点のものでは、2〜4位の国が4000ポイント代に固まっており、2位のポイントが4764という数字。それに対し、日本は5797ポイント!1000ポイント以上の差をつける圧倒っぷりなんです!

海外の反応は?

このランキングに対し、海外では「意味のないランキング」といった冷めた反応も多く見られます。野球の最高峰のリーグはメジャーリーグ、全体の中でも日本人選手はまだまだ少ないですから、こういった反応があるのも無理もありません。

ただ、近年は日本人の大谷翔平選手がメジャーリーグでもMVPを活躍するほどの活躍を見せており、他にもダルビッシュ有選手などメジャーの舞台で一線級の活躍を見せる選手はいます。彼らの活躍に敬意を払い、このランキングの結果を好意的に見る声もありますよ。

他の強豪国の順位は?

野球の強豪国と聞いて、最初に思い浮かぶのはやはりアメリカ。そのアメリカの順位はというと、最新のランキングでは3位となっています。2019年、2020年は2位だったものの、2021年は一転5位に下がるなど、イメージよりは順位が高くないのですね。

では、現在の2位はどこなのかというと、実はメキシコなんです。メキシコと言えば、2023年のWBC準決勝で日本と対戦し、後一歩のところまで日本を追い詰めたものの、最終回に逆転サヨナラ負けを喫した国です。あの試合を見れば、この高順位にも納得です。

韓国、キューバなどのライバルは?

日本のライバルとして名高い韓国は現在4位。2019年から2021年までは3位でしたが、そこから順位を落としてしまっているのですね。

「野球強豪国」と聞くと「キューバ」を思い浮かべる人もいるかもしれませんね。事実キューバは野球の世界ランキング制定から長らく1位を守ってきました。ですが、現在の順位は8位。栄光は過去の物となっています。

チャイニーズ・タイペイが高順位

他の国では、ベネズエラが6位、オランダが7位、パナマが10位、プエルトリコが12位。第3回WBCで優勝を果たしたドミニカは現在9位で、第5回WBCで日本と共にファーストラウンドを突破したオーストラリアは11位となっています。

意外にも思えるのが、チャイニーズ・タイペイの順位で、現在は5位。それどころか2021年や2022年には2位に位置していました。

なぜこういった順位になってるの?

野球世界ランキングの順位の決め方は、原則として過去4年間の国際大会の成績に基づいています。

注目すべき点は、このランキングは「U-23」や「U-12」などの世代別代表の大会までランキングのポイントに影響を及ぼすという点。若い世代の選手も育っている国や、若い選手が自国の代表として国際大会に参加している国ほど、順位が高くなりやすいのです。

メジャーリーグの選手達は、まだまだWBCなどの大会に出ないという選手も多く、その国の本当の実力を世界ランキングで表せているとは言い切れないのは事実です。

とはいえ、若い層が育っていることを示すランキングでもありますから、日本が一位でも意味がない!ってことはありませんよ。

WBSC世界ランキング 野球男子 | J SPORTS【公式】

最後に

今回は野球の世界ランキングについて紹介しました。

ちなみに野球の国際大会である「プレミア12」に出場する12国は、この世界ランキングの上位12国となっていますよ。プレミア12の次回開催は2024年の11月、熱い戦いに期待したいですね。