4人のメジャーリーガーが日本代表に参加、彼らの活躍もあって2023年のWBCを制した侍ジャパン。厳しいスケジュールの中、3月30日に開幕したメジャーリーグでもそのまま試合に出場していますよ!
今回はメジャーリーグ 日本人の2023年シーズンのこれまでの戦いぶりを紹介します!
大谷翔平が牽引!侍ジャパンの成績まとめ
まずはWBCで侍ジャパンとして戦ったメンバーの成績について紹介します。今回紹介するのは4月終了時点での成績。やはり目立つのは大谷翔平選手の活躍ぶりです!
大谷翔平
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手は開幕戦から二刀流で試合に出場。6試合に先発し4勝、負けはまだ一つもついておらず、防御率は1.85という充実の成績を残しています。打っては27試合で打率.292、ホームランは6本とこちらも高い数字。27日の試合では先発で6イニング5失点したものの、5打数3安打、ホームランが出ればサイクルヒットだったという活躍、打つ方で挽回して見せました。流石規格外の選手ですね!
ダルビッシュ有
36歳でシーズンを迎えるサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は4試合登板で1勝2敗。勝ち負けだけを見ると苦しんでいるように見えますが、メジャーリーグの舞台でスターターとして平均6イニングを投げ防御率3.00は立派な数字と言えるでしょう。待望の今シーズン初勝利は、自身4試合目となった4月24日、アリゾナ・ダイヤモンドバックス相手に6回途中1失点の好投で勝ち星を挙げています!
ラーズ・ヌートバー
セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手は開幕スタメンを掴むも、その試合でまさかの左手親指打撲、16日後に復帰し14試合の出場となっています。打率は.239、これは例年と変わらない数字ですが、出塁率は.426とかなり高い数字を残しています。本塁打も既に二本放っていますよ!
吉田正尚
WBCでの大活躍を経て堂々のメジャー参戦となったボストン・レッドソックスの吉田正尚選手。日本人初の開幕戦4番デビューを果たした後は一時苦しんだものの、徐々にメジャーに適応していき22試合出場で打率.274、本塁打4本と活躍していますよ。
鈴木誠也
スプリングトレーニングでの負傷から、WBCでは無念の出場辞退となった鈴木誠也選手。4月中旬に復帰を果たすと、ここまで14試合出場で打率.255。復帰戦でいきなり特大アーチを放ったものの、本塁打は現状この一本となっています。
注目株は他にも!その他の日本人メジャーリーガーの成績
メジャーリーグ 日本人選手は侍ジャパンの選手だけではありません。満を持してメジャー移籍となった千賀滉大投手や、トミージョン手術から復帰のシーズンとなった前田健太投手にも注目ですよ!
菊池雄星
メジャー5年目となるトロント・ブルージェイズの菊池雄星投手。今年は5試合に先発登板して4勝負けなし、防御率は3.00で上々のスタートです。メジャーでの菊池雄星投手の勝ち星のキャリアハイは2021年の7勝、今年はキャリアハイを大きく更新する活躍が期待されますよ!
千賀滉大
育成出身初のメジャー移籍を果たしたニューヨーク・メッツの千賀滉大投手は5試合に先発登板して3勝1敗、防御率は4.15という成績。「ゴーストフォーク」でファンの心をガッツリ掴み、持ち前の奪三振力を存分に披露しているものの、26イニングで18の与四球と制球面で苦しんでいるようです。
前田健太
怪我からの復帰のシーズンとなったミネソタ・ツインズの前田健太投手。復帰戦は5イニング自責点1だったものの負け投手になってしまい、現在4試合登板で0勝4敗防御率9.00。4月26日の登板が3回11被安打10失点と自己ワーストの出来で、この後右上腕部の筋肉炎症で負傷者リスト入りとなってしまいました。今年も苦難のシーズンとなっています。
藤浪晋太郎
電撃メジャー参戦となったオークランド・アスレチックスの藤浪晋太郎投手。開幕ローテ入りを果たすもデビュー戦で2.1イニング自責点8の投球、その後も結果が出ず先発4登板で0勝4敗となり、リリーフ起用されることになりました。リリーフでは2試合に登板するもその両方で失点、総合6試合での防御率は13.00と厳しいものになっています。
筒香嘉智
昨年8月からマイナーリーグでプレーしている筒香嘉智選手は、今年はテキサス・レンジャーズの傘下でプレー。18試合出場で本塁打は1本、打率は.279。メジャー昇格が期待されています。
最後に
今回はアメリカで戦う日本人メジャーリーガーの成績について紹介しました。
夢の舞台で思う存分躍動する選手から、苦戦を強いられている選手まで様々ですが、日本の野球ファンとしては一人でも多くのメジャーリーガーに大活躍を見せてほしいですよね!