新庄剛志ビッグボスがチーム改革を進める中、その中心に据えられているのが万波中世選手です。
その類まれなる身体能力は新庄監督も認めるほどです。そして身体能力だけでなく、バッティング技術などが身に付いてきたため、2023年シーズンはHR王にあと1本に迫る24本塁打を放ち、その年に行われたアジアチャンピオンシップでは侍ジャパンの一員として金メダルに貢献しました。
このように活躍を続ける万波選手ですが、どのような人物なのでしょうか。今回はそんな万波中世選手のプロフィールを徹底調査していきます！
万波中世 プロフィールまとめ
万波中世選手のプロフィールをパーソナルデータから順番に紹介していきます。
基本情報
出身地：東京都練馬区（岡山県備前市生まれ）
生年月日：2000年4月7日
身長・体重：192 cm・96 kg
家族：コンゴ民主共和国生まれの父、日本生まれの母、姉（2歳年上）
選手情報
投球・打席：右投右打
ポジション：外野手、一塁手
プロ入り：2018年 ドラフト4位
初出場：2019年8月14日
年俸：8000万円（2024年）
経歴：横浜高等学校
北海道日本ハムファイターズ (2019 – )
獲得メダル：2023 アジア プロ野球チャンピオンシップ金
表彰歴
ベストナイン：1回（外野手部門：2023年）
ゴールデングラブ賞：1回（外野手部門：2023年）
オールスターゲーム MVP：1回（2023年第2戦）
オールスターゲーム 敢闘選手賞：1回（2023年第1戦）
月間MVP：1回（野手部門：2023年5月）
経歴
リトルリーグ
友達に誘われ小学校の2年時に野球を始めました。
中学校への進学後は、陸上競技部と東練馬シニアに所属しており、両方で素晴らしい成績を残しています。
陸上競技の東京都大会では、1年時に100メートル障害で2位に入り、3年時に砲丸投5kgの部で優勝しています。野球では、3年時にリトルシニアの日本選手権大会でチームを準決勝進出に導きました。
この頃から50メートル走 世界記録が存在していれば、塗り替えることができたかもしれないほどの身体能力を誇っていたようです。
野球でも陸上競技でも、身体能力を大一番で発揮してきたことから、「スーパー中学生」と呼ばれ、注目を集めてきました。
高校時代
横浜高校に進学すると、入学直後の春季神奈川大会から、外野手としてベンチ入りを果たします。入学から1か月半の間に対外試合、5月の春季関東大会でいきなり活躍し、「スーパー1年生」として注目を集めました。
万波中世選手は1年から3年連続で甲子園に出場し、大きな結果こそ残せていないものの、高校通算40本塁打を放った実績や潜在能力の高さを背景に、北海道日本ハムファイターズからドラフト4位で指名を受けました。
日本ハム時代
プロ3年目までは大器の片鱗を見せるも苦戦
プロ1年目の2019年は8月14日の対千葉ロッテマリーンズ戦で「9番・左翼手」として一軍公式戦にデビューを果たしました。一軍公式戦では2試合の出場で4打数無安打に終わりましたが、イースタン・リーグでは90試合に出場、リーグ4位タイの14本塁打を記録するなど、将来を期待させる活躍を見せました。
2020年は一軍昇格できずにシーズンを終えましたが、2021年はプロ初ヒットや、初本塁打を記録するなど、順調な成長ぶりを見せました。また、7月15日開催のフレッシュオールスターゲームに選出され、守備では強肩で補殺を記録、打撃では二塁打を放ち、攻守で存在感を示しました。
長距離打者として開花
2022年は自身初の2桁本塁打を達成します。そして、飛躍の2023年を迎えます。
2023年は開幕から出場を続け141試合に出場する。5月30日には12球団2桁本塁打一番乗りを果たすなど、5月の月間MVPを受賞。さらにマイナビオールスターゲームではオールスター初打席で初本塁打、そして史上初となるオールスターデビューからの2試合連続本塁打を記録し第2戦でMVPを受賞しました。
最後まで本塁打王を争いましたが、最終的には25本塁打で4位となり、あと1本及びませんでした。。しかし自身初となるベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得し、10月24日、アジアプロ野球チャンピオンシップ2023の日本代表選手に選出されました。
最後に
今回は今後の活躍が大いに期待される北海道日本ハムファイターズの万波中世選手についてプロフィールと経歴をまとめてきました。
日本人離れした身体能力だからこそ見せられるプレーもあり、私たちファンを大いに楽しませてくれる存在です。今よりさらに確実性が上がればMLB挑戦も夢ではないのかもしれません。
今後も万波中世選手の活躍に期待がかかりますね！
