ヨーロッパと言えば、サッカーのイメージが強く、サッカー大国であることは間違いありませんよね。ところで、ヨーロッパに野球のイメージってありませんが、ヨーロッパにもプロ野球チームってあるのでしょうか?
スポーツベッティングの本場はヨーロッパなので、オンラインカジノのおすすめがあるように野球のベットも存在しますが、ヨーロッパでのプロ野球の人気も含め調査してみました。
ヨーロッパにもプロ野球チームはある?
ヨーロッパのプロ野球チームを調査するにあたって、世界野球を統括する世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の本部を調べたところ、本部はヨーロッパのスイス・ローザンヌにあることがわかりました。本部がヨーロッパにあるとなると、イメージを一新させることになるかもしれません。
さっそく、ヨーロッパのプロ野球チームを国別に紹介しましょう。
ヨーロッパ野球リーグ国別一覧
- イギリス:ブリティッシュ・ベースボール・リーグ
- フランス:ディヴィジオン・アン
- スペイン:リーガ・エスパニョーラ・デ・ベイスボル
- イタリア / サンマリノ:セリエA
- オランダ:ホーフトクラッセ
- ベルギー:フラームス・ベースボール・リーガ
- ドイツ:野球ブンデスリーガ
- オーストラリア:野球ブンデスリーガ
- スイス:ナツィォナール・リーガ
- チェコ:チェコ・エクストラリーガ
- ポーランド:ポーランド・エクストラリーガ
- ポルトガル:ポルトガル アトランティック ベースボール リーグ
- カナリア諸島:ヨーロッパ・ウィンターリーグ
- ロシア:ロシア野球リーグ
- ウクライナ:ウクライナ・ベースボール・リーグ
- クロアチア:フルヴァツカ・ベースボール・リーガ
- アイルランド:アイリッシュ・ベースボール・リーグ
- スウェーデン:エリートセリエン
- フィンランド:フィンニッシュ・ベースボール・フェデレーション
- ラトビア:ラトビアン・ベースボール・フェデレーション
- ギリシャ:ギリシャ・ベースボールリーグ
- リトアニア:リトアニアンベースボールリーグ
- エストニア / リトアニア / ベラルーシ:インターリーガ
ヨーロッパにもプロ野球チームがあるのはわかりましたが、あまり聞いたことがないというのが第一印象でしょうか。中でも、オランダとイタリアは強豪国と言われていますが、残念ながらピンときません。ヨーロッパ全土に野球チームはあるものの、実際には人気が低いと言わざるを得ないですね。実際に、東京五輪種目であった野球もパリ五輪では削除されていました。ではどうして人気がないのでしょうか?
ヨーロッパで野球の人気が低い理由とは?
ヨーロッパ各国での野球人気が低い理由を順に紹介していきます。
とにかく根強いサッカー人気
ヨーロッパのスポーツと言えばサッカーであり、その人気たるや他のスポーツの追随を許さないほどです。熱狂的なサポーターが多く、海外のメディアに取り上げられることもしばしば。イングランドやフランスなど、多くのヨーロッパ諸国でサッカーを国民的スポーツとして位置づけています。そのため、残念ながら野球の人気はなかなか高くならないことが伺えます。
また、ヨーロッパでは、サッカーやラグビーといったリアルタイムに動く陣地取りや攻防戦を好むのに対して、野球は攻撃の時間と守備の時間が区切られるため、あまり好まれない傾向にあります。
揃えなければいけない道具の多さ
サッカーに必要な道具と言えばボールとスパイクですが、野球の場合はバットやグローブ、スパイクの他にもキャッチャーの防具など、取り揃えなければいけない道具が多いことが挙げられます。ヨーロッパでは収入格差もあり、裕福な家庭でないと道具を購入し準備することができません。このように、野球よりもサッカーのほうが手軽に始められることから、野球が人気にならない理由の一つと言えるでしょう。
スペースの問題
サッカーも野球もどちらもスペースは必要だと思われるかもしれませんが、サッカーの場合、ボールさえあれば路地で気軽に遊ぶことができ、通行人や障害物を避けながら遊ぶためコントロール能力も自然に身に付きます。
しかしながら、野球はというと、キャッチボールは小スペースでもできるかもしれませんが、バットを使うプレーには広い場所が必要になってきます。そのため、ヨーロッパ諸国では野球選手よりサッカー選手の誕生が多く見受けられます。
まとめ
今回の調査で、ヨーロッパにもプロ野球チームや、強豪国と呼ばれる国があることがわかりましたね。また、サッカーの熱心なファン層やその人気の高さ、さらには野球を始めるために必要な準備や練習スペースの確保といった様々な要因から、野球が人気スポーツとしてヨーロッパ各国へ広がることは簡単ではないということもわかりました。それでも野球を頑張っている選手がいるのも事実なので、ヨーロッパの各国における野球の発展と、競技レベルの向上を心から願って、積極的に応援していきたいと思います。